マンションのカウンターが傷む原因

マンションの木製カウンターは、

• 水はね・洗い物の湿気
• 熱い鍋やマグの輪染み
• 食器の擦れ
• 油汚れ
• 子どもの宿題や作業のキズ
• 経年による塗膜劣化

こうした理由で、塗膜がゆっくり弱っていきます。

特に角の部分は最初に劣化しやすく、
放置すると木地まで剥がれてしまうことも。

カウンターは自分で塗装できる？DIYの限界

■ DIYで直せるのは「浅い劣化のみ」

以下はDIYでも対処可能。

• うっすら白く濁っただけ
• 軽い擦り傷
• 表面の保護剤（ワックス）だけ劣化している状態

→ 研磨＋ワックスなら初心者でもなんとかなる。

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■ DIYで難しいのはこれ）

塗膜が大きく剥がれている

・色が変わっている

・濃い輪染み

・木目が消えている

・角が削れて形が変わっている

特に マンション特有の「長いL字カウンター」はムラが出やすい。

そして一番難しいのが…

ウレタン塗装の再生
→ DIY初心者にはほぼ不可能

ムラ・ダレ・筋が入りやすく、乾燥時間も難しいため、
長く使う場所ならプロに任せるほうが結果的に安い ケースが多いです。

プロが行うカウンター塗装の流れ

① 養生（Before）

カウンター周りは水回り・コンロ・壁が近く、
丁寧な養生が仕上がりを左右します。

• キッチン全体をビニールで覆う
• 壁・シンク・床を完全保護
• マンション特有のL字角は特に注意

② 旧塗膜の剥離

古い塗装を残したまま重ね塗りすると、
浮き、ムラ、剥がれ再発の原因になるため、
まずは塗膜をしっかり落とします。

• ゼリー状の剥離剤で浮かせる
• ヘラで丁寧に除去
• 木地を傷つけないよう慎重に

③ 研磨（下地処理）

美しい仕上がりのために
「下地の平滑さ」が最重要。

• #240〜#400で全体を研磨
• 木目を壊さないよう方向を合わせる
• 角（R部分）は形を崩さないように手作業で

④ 着色・色合わせ

元の家のインテリアに合わせて、
微妙な色調整を行います。

• 既存の色を確認
• 木目が自然に出る濃さまで微調整
• 薄く何度も重ねて深みを出す

⑤ ウレタンクリア塗装（仕上げ）

水回りのカウンターはウレタン仕上げが最適。

• 耐水性
• 摩耗性
• 汚れのつきにくさ
• 食器の擦れに強い

仕上げ後は 新品のような艶と木の美しさ が復活します。

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施工後の仕上がり（After）

横浜市港北区マンションのカウンター塗装。
輪染み・塗膜剥がれがあった天板が、
剥離 → 下地調整 → 着色 → ウレタンクリアでここまで美しく再生しました。

今回の施工データ

• 地域：川崎市川崎区
• 築年数：マンション（築年数10〜20年想定）
• 状態：輪染み・表面劣化・塗膜剥がれ
• 作業時間：4〜5時間程度
• 仕上げ：ウレタン塗装（クリア）
• 費用の目安：40,000〜
  ※長さ・劣化の程度による

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費用の目安（一般的な相場）

• カウンター部分補修……15,000〜25,000円
• 全体剥離 → 再塗装……25,000〜45,000円
• 色替え……＋5,000〜10,000円

※横浜市港北区・都筑区・青葉区など対応可

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よくある質問（FAQ）

Q：どのくらい持ちますか？

A：使い方にもよりますが、5〜10年はきれいな状態を保てます。

Q：賃貸でもできますか？

A：部分補修で対応可能です。原状回復にも使用される方法です。

Q：乾燥時間は？

A：完全硬化は24時間ですが、軽い使用は当日でも可能です。

Q：色は元と合わせられますか？

A：既存色を現場で調色して合わせられます。